成人の予防接種に関するアンケート調査の結果報告(2022年4月および5月分)

現在「診療科を超えて予防接種率を改善するための教育活動」の活動の一部として、2022年4月と5月それぞれの1ヶ月間のワクチン接種数のアンケートを実施いたしました。会員の皆様のご協力のお陰で、データの集積ができました。忙しい中、ご協力ありがとうございました。

4月と5月の結果は末尾のようになりました。
概要として、肺炎球菌ワクチンに関しては、50%以上の施設で、定期接種が行われていました。PPV23(ニューモバックス)の任意接種も3分の1の施設で実施されており、PCV13(プレベナー)の任意接種は10%の施設で実施されていました。

帯状疱疹に関しては、4月はシングリックスと水痘ワクチンの両者がそれぞれ4分の1程度の施設で実施されており、水痘ワクチンの使用が若干多いようでした。5月は実施施設の割合が、どちらも30%以上に増加しており、シングリックスの増加が顕著でした。

今回、非常に貴重なデータを得ることが出来ました。
本調査は、2022年11月と12月、2023年10月と11月に再度実施の予定であります。
引き続き本調査へのご協力の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

(クリックすると拡大表示されます)
220715.jpg