2020年5月29日にPCV13(プレベナー13)が、適応拡大となり「全年齢の肺炎球菌による罹患リスクが高いと考えられる者」に接種が可能となりました。
(Q13. 2020年、PCV13(プレベナー13)の適応拡大で、何が変わったのか?)
新型コロナウイルス感染症が、高齢者への大きな脅威となっている現状で、肺炎球菌性肺炎のワクチンによる予防は重要となっています。65歳以上の高齢者での肺炎球菌ワクチン接種が定期接種となって、既に5年が経過しています。再接種が考慮される患者さんも増えてくることが予想されます。2020年5月29日に、PCV13(プレベナー13)がこれまでの小児と65歳以上の高齢者に加えて、成人にも接種可能となり、全年齢で使用できるようになりました。肺炎球菌ワクチンについての啓発を目的として、日本臨床内科医会が開設されているウェブサイト、「肺炎球菌ワクチン 基礎知識とQ&A」をどうかご利用ください。
肺炎球菌ワクチンQ&A