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日本臨床内科医会学術部 消化器班 横井 正人
世界的な脂肪性肝疾患の増加を背景として、2023年に海外から脂肪性肝疾患の新しい概念が提唱されました。脂肪性肝疾患steatotic liver disease(SLD)を、心血管代謝異常(肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧症)の有無とアルコールの摂取量をもとに5つの疾患に分類しています。日本国内でも、日本肝臓学会から「奈良宣言」が発表され、その中でかかりつけ医における脂肪性肝疾患の診療指針が提示されています。これらの内容に解説を加えてご紹介させて頂きます。