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日本臨床内科医会 学術部血液班 佐分利能生
慢性骨髄性白血病(CML)の治療はグリベック(一般名イマチニブ)などのチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)の登場により、その治療成績は飛躍的に向上した。妊娠や重篤な合併症など特別な事情の場合はTKI中止が行われる。また深い寛解に入った例では臨床試験でTKI中止が行われ、良い成績が報告されている。今回、CMLの診療を行っている1人の臨床医の立場でCML診療の過去からの経験と現状について述べる。