日本臨床内科医会

かかりつけ医のためのWEB講座

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第7回(2022年6月)

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睡眠時無呼吸症候群

日本臨床内科医会 学術部呼吸器班 小野 容明

睡眠時無呼吸とは10秒以上完全に呼吸が止まってしまう現象と定義され、3%以上のSpO2の低下を伴い間欠的酸素欠乏状態を呈します。この無呼吸の1時間あたりの回数を指数と呼び、無呼吸指数が5回以上あれば異常とします。また無呼吸は呼吸努力を伴う閉塞型(Obstructive)と伴わない中枢型(Central)に大別されます。閉塞型は大きないびきを伴う無呼吸、中枢型はチェーン・ストークス呼吸代表される静かな無呼吸です。