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日本臨床内科医会 学術部血液班 伊藤 達也
在宅輸血は根治が困難な血液患者さんにおいて、その輸血依存性故に望めなかった在宅療養を可能とする非常に有効な手段である。当院での8年間の知見からは、24時間体制の血液専門医チームが赤血球・血小板の輸血もサポートすることで、一般の患者さんと同様に在宅看取りまで可能なことが明らかとなった。地域包括ケアが提唱されている今日、一般在宅医にも参加いただいて安全かつ柔軟な在宅輸血療法システムの構築・発展が切望される。