2011年12月アーカイブ

原発性アルドステロン症の高血圧症における頻度は、イタリア・オーストラリアでは10数%、アメリカ・イギリスでは2~3%など発表された数字が大きく異なっており世界的な論争にもなっています。しかし、我国では今迄本症の大規模疫学調査が実施されておらず、実熊はよく分かっていません。
本症は、血圧測定と保険診療で実施可能な血液検査により、診断することができます。 完治が望める疾患であり、早期に発見することにより患者にとっては多大な利益がもたらされると思われます。
そこで、初診時未治療高血圧患者さんを対象に、原発性アルドステロン症の調査を行うことに致しました。この調査に参加して項くことによリ、原発性アルドステロン症を早期に診断し、適切な治療を開始することができます。
この度、「原発性アルドステロン症の実態調査」のキックオフ講演会を行うことになりましたので、以下ご案内します。奮ってご参加ください。

■日時:平成24年1月28日(土) 17:40~20:00
■場所:丸ビルホール
    東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル7階  TEL:03-3217-7111

<次第>
1. 開会の辞 18:00~18:10 日本臨床内科医会 副会長 望月紘一
2. 基調講演 18:10~19:10
  座長 日本臨床内科医会 常任理事 菅原正弘
  演題 「原発性アルドステロン症の現況と問題点」
  演者 日本臨床内科医会 会長    猿田享男
3. 講演 19:10~19:50
  演題 「日臨内 原発性アルドステロン症の実態調査の概要」
  演者 日本臨床内科医会 循環器班 班長 中尾正俊
4. 閉会の辞 19:50~20:00 日本臨床内科医会 副会長 中 佳一

日臨内認定医・専門医制度研修単位(4単位)
日本医師会生涯教育制度2単位 カリキュラムコード[1, 74, 13, 73]
学術部 学術委員会担当常任理事 菅原正弘

只今研究参加者を募っています。

インフルエンザ診療マニュアルに見られるように、臨床内科医会のインフルエンザ調査研究は、インターネットを使い、どこよりも早く、どこよりも多く、データを蓄積し、解析して、同時に情報を会員へフィードバックしています。
この研究に参加いたしますと、知的興味心を十分に満足させてくれて、インフルエンザシーズンの毎日の診療が楽しくなります。
研究参加はこのホームページの会員専用ページから行えます。またFaxでも可能です。 詳しくは日本臨床内科医会事務局へご連絡をお願いいたします。

インフルエンザ研究特任理事 岩城紀男

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